MENU
Horenji Logo
Close menu button
門信徒の皆様へ 門信徒の皆様へ
お知らせ

お知らせ

2022/10/07

念珠の選び方

みなさんは、念珠を購入されるとき「どのようなものを選んだら良いのだろうか」と悩まれたことはありませんか。今回は、念珠についてお話し致します。

まず、念珠は、自分の手に合った大きさを選ぶことからはじめます。念珠のサイズは様々ですから、できれば一度手に通し、自分に合ったサイズかを確認しましょう。合掌して両手の親指の付け根に念珠をかけ、房を真下にたらします。この時、念珠が親指の付け根までとどかなかったり、房が真下を向かなかったりするようならば、「念珠が小さい」ということになります。一般的に、女性用の珠(たま)は小さく、男性用の珠は大きくなっていますが、珠自体の大きさには決まりがありませんので、お好みのサイズを選んでください。また、現在お持ちの念珠が小さいようでしたら、同じ珠をつぎ足し、輪全体を大きくすることもできますので、ご相談ください。

浄土真宗では、在家用の念珠の場合、珠の材質、色、形状、珠数に決まりはなく、菩提樹(ぼだいじゅ)や栴檀(せんだん)などの木、翡翠(ヒスイ)や瑪瑙(メノウ)などの石、琥珀や珊瑚、瑠璃(ラピス)といった貴重素材のものがあります。一輪(単念珠)でも二輪(二連珠)でもよいのですが、一般的には「一輪念珠」が選ばれています。

房の形状も様々なものがありますが、浄土真宗の門徒は、男性が「紐房(ひもふさ)」、女性は「切房(きりふさ)」が一般的です。(房だけを交換することも可能です。)

男性用念珠

男性用念珠

女性用念珠

女性用念珠