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お知らせ

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2022/10/07

リン(キン)について

お仏壇の前にあるリン(正式には「キン」といいます)は、誰がどのような時に打つのでしょうか。今回は、リンについてのお話です。

お仏具の一つであるリンは、お経をあげるときの合図として打ちます。ですから、お経をあげないときには打ちません。よくお仏壇の前で「チンチン」とリンを打って手を合わせている人を見ますが、その後にお経をあげる方はほとんどおられません。いったい、何のためのリンなのでしょうか。

浄土真宗では、リンは、読経のはじめに二回、終わりに三回打つのが一般的です。さらに、途中の節目で一回打ちます。リンを打つ回数は決まっており、二回だと始まり、三回だと終わり、一回だとまだ途中、ということが分かります。お経本を見て頂きますと、リンの打つ箇所が記されていますので参考にしてみてください。

打ち方は、ご家庭のリンですと、親指と人差し指・中指の3本の指でリン棒を持ち、リンの内側を打つようにします。

※リンは経卓(お仏壇前の机)の上には置かずに、経卓の右横に配置してください。バチはリンの中に置くか、バチ置きの上に置いてください。