MENU
Horenji Logo
Close menu button
門信徒の皆様へ 門信徒の皆様へ
お知らせ

お知らせ

2022/10/07

お香のおはなし

仏教で「お香」の風習が生まれたのは、発祥の地であるインドの自然環境に由来するといわれます。インドは酷熱地帯であるために、注意を怠るとたちまち腐敗や臭気が強くなります。そこで、お香に対する関心が高まり、人を家に招くときや自分の体臭が気になるときに「お香」が用いられるようになりました。

このような背景から、仏様を供養する作法の一つとして「焼香」(しょうこう)や「塗香」(ずこう)」が取り入れられました。「焼香」とは香を焚くことをいい、「塗香」とは香を手や体に塗ることをいいます。

お香をお供えする意義は、①仏前を清める、②自分自身を清める、③邪気を祓う、④浄土の功徳を香りで感じるなど、宗旨や宗派によって捉え方も違うようですが、浄土真宗では「お浄土の功徳」を香りで感じさせて頂く「お荘厳(しょうごん)」と考えています。朝晩、お仏壇にお参りする度にお香を焚いて、都度お浄土の功徳を感じさせていただきましょう。
※金香炉(かなごうろ・金属製の香炉)は焼香、土香炉(どごうろ・陶器製の香炉)は線香に用います。
※お線香の作法…普段のお参りは、お線香をお供えします。一、二本のお線香を手に取り、香炉の口の大きさに合わせて折ります。
すべてのお線香に点火し、横に寝かせて香炉にお供え致します。

土香炉(どごうろ)

土香炉(どごうろ)

香盒(こうごう)と抹香(まっこう)

香盒(こうごう)と抹香(まっこう)